中学英語を教える - 音読する中学英語

こんにちは。ブログを訪問して下さりありがとうございます。

成り行きで親戚の中学生の子に、週に一度勉強を教えることになりました。せっかくなので、そこで気づいたことや役立つことを共有できればいいなと思いブログを書きます。

現在、公立中学２年生。学校に通えていない時期もあり、勉強はかなり苦手のようです。授業もあまり分からない様子。分からないまま、先生から学校のワークの提出を求められると、答えを書き写し丸付けをしてきた。

でも、きっと勉強のやり方が分からなかっただけ、そう思っています。ともかく英語と数学から始めます。

せっかくの機会なので、教科書を中心にして、自分も一緒に中学英語と数学をやり直そうと思いたちました。早速、教科書販売店で英語と数学の教科書を購入。

教科書販売店では、小学校、中学校の各社の検定教科書が誰でも購入できます。１冊３００円～４００円ぐらいで安いです。安い！もし近くになければ次の方法で。

英語は中１にさかのぼって復習をしたいのですが、期末試験が近いことから、それまでは一時的に２年生の教科書に取り組みます。

最近の教科書は読む、聞く、書く、話すがバランス良く盛り込まれています。ほんと充実した作りで、優れた教材と思います。

ただ、中１で習った基礎的な単語、熟語、文法が定着していない生徒には、とても高度な教材だろうと思います。教えている子に学校で既に習ったページを読ませたところ、ほとんど意味がわからず読めないです。

この教材を使いこなすには、教師の力量と生徒の意欲が試されるだろうと思います。その子の学校では、英文の暗唱が指導されていて、とても良いことだと思うのですが、授業で文章の読み方、文法の説明があまりなされないので、理解の伴わないほぼ丸暗記の状態で意味がとれていない。

教科書の英語音声も授業で使われていないし、生徒もCDを持っていない。おそらく、先生もいろいろな制約の中で、教科書をともかく進めることに精一杯なんでしょうね。

そこで、英語の教科書CDを購入しました。意外というか、予想に反して、中学生向けのわりに発話スピードは少し早いです。さらに今の教科書は、書き言葉よりも話し言葉での対話文が主体のため、口語表現とスピードとが相まって、聞き取りの難易度はやや高めに感じました。

これを中学２年生が１人で使いこなせるかどうか、微妙な気がします。やはり、中１の教科書にもどって、もっと短い文章で音読に慣れるか、それも難しいなら市販のやさしいワークの付属CDをつかって例文の音読から始めるか。

中２の教科書とは言え、苦手な子にはかなり手強いです。