志望校を決める
最近、勉強への意欲を急速に取り戻しているアキ。苦手でもひとりでこなせるような、薄くてやさしい問題集をやり遂げることで、あんなに嫌だった英語と数学への負のイメージが少しずつ薄らいでいます。
いまなら具体的な目標、志望校を決めてもいいんじゃないかな。もっと勢いが増すんじゃないかな。そう思って、アキが私との勉強会を始める前に、最初に行きたいと言っていた公立の中堅高校を提案してみました。
「最初に言ってた高校、志望校にしたらどうかな?」
「え・・・だって、あそこは難しいんじゃないの?」
「うん。でも、いまの調子で勉強を続けて行けたら、不可能ではないと思うよ」
「!」
「合格したらお父さんもお母さんも、すごくびっくりすると思うよ」
「え~(笑)」
最近、内申点などの入試制度、偏差値などについて、私がいろいろ現実を突きつけたせいで、相当厳しい状況だとわかり本人も危機感をもっていたので、私の提案が意外だったみたいです。
公立の中堅高校、アキにとっては非常に高い目標です。きっと友達や先生に言ったら、無理無理って笑われるくらい。でも、この話をしたとき表情がぱっと明るくなったんですよね。やっぱり行きたかった、憧れの学校だったのかな。
同じ勉強するにしても、嫌々やるよりも、わくわくする目標をもってやる方が意欲的に取り組めて、加速するだろうと思いました。
一緒に勉強してみて、飲み込みが決して悪いわけではないこと、学校を休みがちだったにもかかわらず、国語、社会、理科は概ね平均点を保っていることも、判断を後押ししました。
志望校選びについて、いつもブログを読んでくださっている方から、コメントで各高校の制服を見せてみては?とのアドバイスを頂きまして(本当にありがとうございました(^^) 全然思いつきませんでした)、勉強会の合間に、とりあえずその学校のホームページを見てもらうことに。制服のほか、授業や部活、体育祭など学校生活の様子を撮った、きらきらした写真をいくつも見てもらったところ、すごい食いつきようでした。
いまの時期に開催されている高校の説明会や文化祭はたいてい土曜日の開催で、部活の練習が土曜日にあるアキは参加が難しくて困っていたので、たとえホームページでも写真でイメージを持ってもらえてよかったです。