勉強開始から6ヶ月の振り返り
アキと勉強を始めて6ヶ月が経過しました。最初は2、3ヶ月で辞めたいと言い出すんじゃないかなーと思っていたのですが、いまも続いています。
私も手探り状態で、周りに相談できる人もいないので、考えたこと気づいたことをブログに書くことで、頭の中も気持ちも随分と整理されています。
このブログを読んでくださる方がいて、スターやコメントも頂き、とても励まされました。本当にありがとうございます。
(ブログのデザインテンプレートを変更しました。)
結構きつい時期もありました。最初は週一回のお気軽な勉強会だったのですが、夏休みに入って週三の特訓期になり、学力不足が思ってた以上に厳しいことがわかってきて。
焦る私に対して、本人はのんびり。勉強する習慣がなかったので仕方ないのですが。「疲れた」「眠い」「やる気ない」、ドタキャンするなど、率直な言動を投げかけてくるので、私も度量を試されました。
何度か厳しい口調で接したことがあります。それはないでしょうと思って。
教える側が相手を叱責するとき、どういう心境なのかよくわかりました。少なくとも私の場合は、相手を心底思ってのことではなかった。
思うように相手をコントロールできない、支配できない状況へのいらだち。労力を割いているのに、それに見合う努力が相手にみられないことへの落胆。
自分本位の感情でした。子供の頃、苦手だった種類の大人の態度を、いま自分がとっている。
それから何冊か教えるのがプロの人の本を読み、接し方、教え方を変えてましになってきました。アキが以前より勉強に前向きになり、私の管理も緩やかに。
インターネット経由ですが、1対1の閉じた空間なので、相手が勉強会を不快と思わないように気をつけています。
勉強なんかより大切なことはいっぱいある。
でも、だからこそ勉強なんてとっとと終わらせて、いろいろ楽しんでほしい。
中2になって、学校、部活と毎日通えるようになってよかったです。
「期末テスト、期待してるよー」と伝えたところ、
「だめ。私、期待を裏切る女だから」って。笑。
***
参考になった本を改めて挙げます。ブログで何度か書いているものですが。著者は3人とも塾と予備校の先生です。
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
- 作者: 坪田信貴
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/12/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (33件) を見る
最も参照している本。坪田先生の心理学に基づく相手との接し方、教え方、心構えが参考になります。校長先生に「人間のクズ」とまで呼ばれたさやかちゃん。学力回復の過程だけでなく、親と子、家族の再生も描かれています。
英語は音読で伸ばせ!- 子どもを英語好きに変える、中学からの勉強法 -
- 作者: 安河内哲也
- 出版社/メーカー: ピアソン桐原
- 発売日: 2010/12/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
英語の習得について、日本の小・中・高校生の失敗と教訓、具体的な方法論について書かれています。英語が嫌いな子をどのように回復させるかについても。
夏休みの読書感想文で一緒に読んだ本。いまでも「手紙屋さんは何て言ってたっけ?」と会話に挙がります。勉強することについて1冊まるごと語ってくれます。
***
関連する記事
***