音読する中学英語

中学英語とオンライン勉強会について記録するブログです。

期末テスト反省会と今後の打ち合わせ

期末テストが終わりました。感想を聞いたところ「副教科の勉強が間に合わなかった」とのこと。美術とか音楽とかですね。

スケジュール管理が甘かったのが原因のようです。今回は私からあまり口出しせずに、自由にやってもらったんです。自分で完全に管理するのはまだ厳しかったようですが、いい経験になったと思ってます。

中2の後半なので、これまでに定期テストは何度も受けていますが、真剣にテスト勉強したのはおそらく前回と今回ぐらいなので、まだ経験値が浅いんですよね。だから、意味ある失敗だったんじゃないかと。

 

副教科までペーパーテストをする必要性なんてあるのかな、と私は疑問に思っているので、「副教科も内申点に入るから、中3で同じ失敗をしないように気をつけよう」とだけ伝えました。

アキの住んでいるところは3年間の9科目の成績全部が内申点の対象で、中3の成績だけ加重されて計算されます。全教科が同じ重みで計算されるので、副教科のテストを甘くみることができないんですよね。

そしたらアキの反応は、

「じゃあ、美術とか音楽を思いっきり勉強して高得点とれば、英語がだめでもいいんじゃない?」

「いやいや。入試科目に美術も音楽も無いけど、どうするよ?」

「あ゛ー」

本人は何とか英語から逃れたいようです(笑)。

 

今回は範囲も狭く、中2の英数で得点できる最後の機会になるかもしれないと思って、特に数学の対策に時間を割いたのですが、数学には多少の自信があるようです。図形の平行と合同、証明の単元で、計算がほとんどいらないのです。

必要な定理を覚えたら、あとはパズルみたいに解いていく感じが楽しいようで。証明問題は慣れるまで教科書の例題を何度も読んでもらいました。

 

今後の勉強の進め方

テスト終わりでちょうど良いタイミングと思い、中3への進級までの間に、今後どう勉強を進めるかについて打ち合わせをしました。

スライドを何枚か用意して、パソコンの画面に映しながら、印刷も用意して。

アキのおかげで私も鍛えられました。話は短く。図や画像を使って、文字は少なく。要点を絞って見てわかるようにしないと伝わらないんですよね。関心をひけない。これは大人相手でも同じですが、子供は反応がもっとシビア。

(以前、ビデオ電話のアプリケーションをSkypeからZoomへ乗り換えたのですが、Zoomは会議用に画面共有の仕組みが充実しているので、こうゆうときも使い勝手が良いです。接続の安定性も向上しました。)
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私から提案したのは、英数の総復習を重点的に、英数の授業の予復習をざっと行うこと。そのための教材も、自分で進められそうな薄くてやさしいものを選んで、優先順位と使用時期を示して提案しました。

中3の授業を理解できるかは、この辺が正念場だろうなと思っています。

さっきみたいなやりとりがいくつもあったので、”いやーこれ話しても伝わってないんだろうな。いやいや、全部伝わらなくても少しでも伝われば。話すことに意義があるはず”、と自問自答しながらでしたが。

最後に、

「テストが終わってみんな気を抜いていると思うけど、これだけやったら中3で志望校狙えるからやってみよう」と言ったところ、

「うん。期末テストで勉強の習慣がついたから。やってみる」との返答が。

時々うれしいこと言ってくれます。

 

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英数の総復習 教材(中1、中2)

  • 英語
    教科書(ガイド、CD)
    やさしく学ぶ10分間英語リピートドリル(フォーラムA)
  • 数学(数と式のみ)
    とってもやさしい数学(旺文社)
    全問ヒントつきでニガテでも解ける計算(学研)
  • 算数(余力あれば)
    いっきに極める算数 割合と比例、図形(くもん出版
    小河式プリント中学数学基礎篇(文藝春秋)⇒弱点部分の補充用

英数の授業の予復習 教材(中2)

  • 英語
    予習 教科書(ガイド、CD)
       ホントにわかる英語(新興出版社)
    復習 教科書準拠の教材 探し中
  • 数学
    予習 とってもやさしい数学(旺文社)
    復習 教科書(ガイド)