音読する中学英語

中学英語とオンライン勉強会について記録するブログです。

中間試験対策 できる範囲で

2学期の中間試験が近づいています。

今までは定期試験の対策らしいことは一緒にしていませんでした。英語と数学は、基礎学力が無いと定期試験どころではない、というのが率直な感想です。それでも、今回は少しだけ対策をはじめました。

 

まず、スケジュールの確認から。アキは、学校から試験範囲表を配られてから試験を意識することが多かったようですが、それはたいてい試験開始1週間前なので遅いです。

今回は、3週間前から試験が近づいていると意識してもらい、2週間前には勉強の予定表を書いてもらいました。過去の記事でも書きましたが、簡単なものを。
夏休みの宿題と週間予定表 - 音読する中学英語

 

本人の試験勉強の中心は社会と理科ですが、私との勉強会では英語の試験対策をはじめました。

教材は教科書ガイド。試験範囲の単元について、1ページ5分から10分くらいで以下の順にざっと確認します。

  1. 単語の発音、意味を確認
  2. 単元の文法ポイントの説明
  3. 本文の日本語全訳を読む
  4. 本文の文法、訳の説明

あとは本文の音読です。初回で一緒に読むのは1ページ5回ぐらいでしょうか。試験期間中に最低30回ぐらい読んでもらいたいなと思っています。

 

まだ一緒に学んでいない過去形、過去進行形、未来形、接続詞thatなども出てきて、本人にとって難易度は高いです。

でも、いつもよりもすごく学習意欲が高かったです。教科書ガイドの日本語訳を読んで、学校の授業でわからなかった本文の意味がわかったのが大きかったみたいです。

「そういう意味だったんだ~、全然違う意味と思ってた」と、ため息混じりの言葉を何度か聞きました。

最近は、本文の日本語訳を最初に配る学校の先生も増えてきているようですが、まず内容の意味を知ってから英文に入るとストレスが少ないです。
先に日本語訳を読む - 音読する中学英語

 

試験に出そうなところを私がその都度指摘したのも効いたみたいです。

「はい、またこの文法出てきたねー。しつこっ。これ必ず試験に出るな。こっちの熟語も穴埋め問題とかで出るかもね。これ覚えとこ」

「本当だー、これ4回ぐらい出てきた。しつこい」

画面の向こうでいろいろ書き込んでいる様子が見て取れます。

 

一方、数学は手も足も出ないのでノータッチです。

申し訳ない気持ちもありますが、今はどうしようもないなと思っています。塾ならうまく試験対策してあげられるのかもしれませんが、基礎がない状態で何をやろうとも厳しい。おとなしく分数のドリルをちょこちょこ進めています。

このあいだアキが、

「数学の授業で先生にあてられて、適当に答えたら合っていて先生に”良く分かったな!”って、驚かれたんだよー」と、自嘲気味に笑っていました。

「クイズじゃないんだからね!(笑)」

笑って話しましたが、学校の先生もえぐいことするなーと思いました。算数の計算もおぼつかない生徒に、1次関数の質問をするとは。

 

定期試験対策ができる程度の基礎学力を早くつける、それが当面の課題です。