音読する中学英語

中学英語とオンライン勉強会について記録するブログです。

根気よく具体的に教える

夏休みも残り10日程ですね。アキは休みの残りが少ないことを受け入れ難いらしく、

「カレンダーは見ないようにしてる ♪」

そうです。かわいいなぁ、その発想。

でも現実から目をそらさないでっ!

夏休み特訓も残りわずか。頻繁に勉強会を繰り返すことで、アキの弱点と、私の弱点がはっきりとわかってきました。

アキの弱点のひとつは、問題文の読み間違い、よく読んでいない、読んでいても正しく理解できていないことです。

国語力こそが基本で大切とよく言われますが、本当にその通りなんだと納得しました。といっても、いま国語を一緒にやる余裕はありません。

問題文で何が聞かれているのか、会話を繰り返しながら修正しています。

私の弱点のひとつは、アキが音読の宿題をさぼったときや、初歩的な同じ間違いを何度も繰り返しているのにそれを覚えようとしないとき、つまり意欲が感じられないときに、イラっとして口調が厳しくなることです。

イライラを出してはいけないと思いつつも、一時的に口調が厳しくなってしまいます。

しかしあとで冷静に考えると、私の指示の出し方があいまいだったり、解決のための具体的な方法を教えていないときにその状況が生じているので、私に原因があるのです。

本人の意欲の有無ではなく、うまく教えてあげられていない。指導力不足がブーメランのように返ってくるという ^^;

私の基準で考えるのではなく、相手の基準に合わせて教えていく必要がある、そのことを理解はできているのですが、細部での実践が難しいです。

でも勉強が苦手な子には、このような配慮がとても重要な気がしています。

子供のころ、学校や塾の先生が、急に激怒したり、やけに無気力になったりするのが、いまはとてもよくわかる心境です。

子供に対してだけでなく、きっと自分に対して、怒りや虚しさを感じていたんでしょうね。

怒らずに、突き放さずに、根気よく、具体的に教えていきます。いつか勉強の楽しさを少しでも感じてもらえるように。