夏の特訓(算数から数学へ)
急なお休みが続いたため、先週、オンライン勉強会を週3回から週1回に戻してはどうかと少し突き放すような提案をアキにしました。冷たかったかなと思う一方で、あまり甘やかしたくもなかったのです。
いつもみたいに雑談をしたあと、アキに意思を確認したところ
「週3回やる」との返答が。
そう。やる気はあるんだよね。
学校の授業がわからず、塾へ行きたくないアキにとって、この勉強会は結構、最後の選択肢なのかもしれません。
約束を守ることの大切さ、学校がないいま集中して勉強する必要性など、言いたいことはたくさんあったのですが、休みの連絡は事前にすること以外、言いませんでした。
お説教はこれまでたくさん聞かされてきただろうし、言っても今は気持ちに届かないような気がしました。
それよりもっと、勉強したくてウズウズするような状況をつくりたいのです。
欲張りでしょうか?理想論かな。
出来る楽しさを感じてもらう一つの策として、簡単なものを少し取り入れています。準備体操のような位置づけで、いまは100マス計算。こちらのサイトの計算プリントを利用しています。
数学の苦手な子の傾向として四則計算の正確性に欠ける点が挙げられますが、アキも掛け算の九九が時々あやしいです。
ストップウォッチで時間を計りながら100マス計算をやってもらうと、目の色を変えて取り組みます。
「面白いな。ずっとこれやってたい!」
と好評です。小学生ならね、それでいいんですけれども。
全問正解のときもあれば、数問間違えるときもあります。
間違えた場合はその段の九九を声に出して1から9まで読んでもらいます。間違えた掛け算をメモしておき、忘れた頃に私からクイズみたいに尋ねます。
勉強会を始めて約2ヶ月がたち、数学は小5、小6の算数を経て、ようやく中1の教材に入りました。中学数学の「数と式」に必要な範囲に絞って算数に取り組んだので、小5、小6の教材で終えた範囲は半分程度です。(関連記事 中学数学と小学算数の学習項目一覧)
最近は英語よりも、数学がお気に入りの様子。
いえ、正確には嫌いの中でちょっとだけまし、のような感じです。それでも大切な一歩を踏み出したと、私は一人で喜んでいます。
おまけです。先ほどのドリルのサイトで、カレンダーのファイルも無料配布されています。その中でも卓上折りたたみカレンダーが手軽、便利で以前から利用させてもらってます。印刷して折るだけ。リンク載せておきますね。
3ヶ月分のミニサイズ(写真のもの)
2ヶ月分のサイズ