音読する中学英語

中学英語とオンライン勉強会について記録するブログです。

勉強の記録をつける

勉強が苦手な子には、毎日自宅で勉強する習慣がない場合が多いと思います。
教科書やワークは学校の机の中。自分の部屋があって、自分の机があっても、机は物置状態。自宅で勉強することがなかなか難しい。

街のカフェでは、学生や大人が勉強する姿を良く見かけます。一人で机に向かうことが難しいのは何歳になっても同じなのかもしれません。

そうは言っても何か策を講じなければなりませんよね。そこで、勉強を習慣化するための手段の一つとして、教えている子と一緒に勉強記録をつけ始めました。

月間スケジュール帳を記録帳として使う

細かい記録づけは負担になるので、月間のスケジュール帳を用意。何でもいいと思います。

私が用意したのは無印良品のマンスリーノート。100円です。日付が入っていないので、思い立った日から使えます。2年分以上の用紙があるので、中2から使い始めても高校入試まで使えます。

無印良品マンスリーノート

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ここに、勉強した日は科目、教材のページ数、時間などを大まかに記入してもらいます。週に一度、一緒に勉強したときは、毎回声がけして記入してもらいます。これで白紙状態だった自宅学習に、少なくとも週一度の勉強記録が残ります。

一日15分でも30分でもいいから、毎日少しずつやってみようと声がけしています。
ですが、記入の有無を毎回チェックはしていません。どの日に勉強したのか、していないのか、本人が目に見えてわかるだけでも一つの動機づけになると思っています。記録を見るだけでも、プレッシャーになるでしょう。

たまに私の記録帳を見せます。やはり勉強仲間はいたほうがいいと思うので。空白の日も多いですが、同じ中2の英語の教科書を使って音読した日を記録しています。

定期試験の予定をたてる

定期試験が近づいたら、まず試験日程を書き込んでもらいます。そして、向こう1週間、何曜日にどの教科を勉強するのか、大まかな予定を書いてもらいます。勉強が苦手な子の場合、定期試験の日程が発表され、試験範囲表が配られても、具体的に把握していないことがあります。特に期末試験のように科目が多いと、ある程度の見通しを立てないと対処が難しいですよね。

だから、いつもの記録帳に各科目の試験日を書き込んで、自分なりに試験日から逆算して予定をたててもらいます。たとえ、それが不十分で失敗に終わったとしても、記録に残るので教訓につながるんじゃないかと思っています。

定期試験の計画表は学校で配られることがあるかもしれません。私も中学生の時、書いて提出した記憶があります。ネットで「定期試験 計画表」などの言葉で検索すると、いろんな計画表が出てくるので、それをプリントアウトして使うのもよいと思います。

塗り絵で勉強の進捗を記録

慣れるまで記録帳を書くのはあまり楽しい作業ではないだろうと思い、もう一つ用意しました。前回の記事で、中1の復習用に参考書を用意したと書きましたが、これはその教材の進捗の記録を塗り絵で行う簡単なプリントです。

塗り絵で勉強の進捗記録

「わからないをわかるにかえる中1英語」は全50課ありますので、ひとつの課が終われば、ひとマスを好きな色で塗ってもらいます。パソコンで作りましたが手書きでも十分です。色をぬるときは若干楽しそうにしていますよ。

なお、類書の「とってもやさしい英語 中学1年」(旺文社)は、勉強した日付を書き込むスケジュール表が出版社のホームページでダウンロードできます。
こうゆうのが準備されているとうれしいですね。

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中2の夏休みに向けて

これから期末試験が終わり、夏休みに入ると、自宅学習の場合は勉強への積極的な気持ちを持続させるのが難しいだろうと思います。受験まではまだ日は遠いし、部活も忙しい、油断しやすい中2の夏休みに自宅で勉強できるのか。少しでも状況を良くするために、何か仕組みづくりをと思ったのですが、これらはその一つです。

今はスマホで、勉強時間の管理や勉強仲間とつながる魅力的なアプリもありますが、スマホの利用時間が長いこともあり、あえて紙にこだわってみました。(暗記用のアプリは使わせていますが)

この方法が本人に効果的なのか、様子をながら調整していきたいと思います。