音読する中学英語

中学英語とオンライン勉強会について記録するブログです。

映像授業の利用

書店に行くとカラフルで分かりやすい参考書がたくさん売られています。本来ならば、受験勉強の素地として本をじっくり読む忍耐力をまず養うべきでしょう。

ですが、今のデジタル世代の子どもたちには、何の動きもない本をじっくり読む習慣がそもそもない場合も多いのではないでしょうか。勉強に全く関心がない、あるいは拒絶反応がある子はなおさらです。

そこで、勉強の入り口として、また補助教材として、映像授業を使い始めています。

19ch(塾チャンネル)

小、中、高校生向けの映像授業は有料、無料も含めて、ここ数年で様々なものが配信されるようになりました。

私が利用し始めたのはYoutubeで無料で見られる19ch(塾チャンネル)です。下のページで、授業動画とプリントをまとめて下さっています。

中2数学を利用していますが、とてもわかりやすいです。1コマ10分程度で、集中して見やすい。

ほかに、企業が配信するもの、例えば

などもあります。その中で19ch(塾チャンネル)の葉一先生は親しみやすい雰囲気で、勢いがあります。中学の全教科、小学算数、高校数学を配信されており、プリント(各1ページ)も用意されています。字もすごくきれい。

ご自身が授業紹介をされている動画です。 


「とある男が授業をしてみた」ってどんなチャンネルなの?【チャンネル紹介】

 

ほかの映像授業は、1コマ10分から15分程度、各教科の講師がじっくり解説していて、こちらも分かりやすいです。プリントも数ページで充実しています。有料オプションで質問を受け付けたり、進捗管理をしてくれるサービスもあるようです。

映像授業のフォロー

有料、無料に関わらず、やる気のある子なら、面白がって自分でどんどん見て、進めて行くかもしれませんが、苦手な子はフォローが必要かなと思います。やはり一方通行の授業ですので。

私は、ビデオ電話で教えている最中に新しい単元に入ったときは、パソコンで映像授業を再生しながら、それをSkypeを通じて相手側のパソコンと共有して一緒に見てもらうことがあります。見終わったあとに疑問点を話せますし、映像授業そのものに慣れて興味を示してくれます。

また、今週は自習でどの教科のどの単元を何本ぐらい見るか相談して、大まかな進捗管理をしています。一人で見終わったあと、動画の画像を写真に撮って、LINEに貼り付けて「ここが分からないから、次のときに教えて」と連絡が来ます。

映像授業は勉強が苦手な子にとって、自宅学習を支えてくれる有力な手段になると思います。