音読する中学英語

中学英語とオンライン勉強会について記録するブログです。

学校探しで便利だったサイト

アキの家族と志望校について話したとき、電車やバスを使って通学できる範囲に、どこにいくつ高校があるのかわからない、という話になりました。昔からその地域に住んでいない場合、意外と知らないんですよね。

学区制度の廃止、私学授業料の補助金などが導入されて、以前に比べると選択肢も広がりました。そこで、まずは通えそうな範囲に学校がどこにいくつあるのかネットで調べてみることに。

せっかくなので、そのとき便利だったサイトをまとめます。

場所

学校の場所を知るには「日本の学校」の「学校所在地マップ」が便利でした。
高校/学校所在地マップ - 学校選びならJS88.com - 日本の学校

①私立小学校、私立中学校、高校、大学・短大

都道府県

を条件設定すると、学校の所在地を地図で示してくれます。

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調べてみると思ってた以上に近くに高校がありました。さらに通学時間を30分から1時間ぐらいまでの範囲に広げて地図を見ると、鉄道沿線に知らない高校をいくつも発見。 

偏差値

近くの高校の偏差値を知るためには「高校偏差値情報」が便利でした。
最新!高校 偏差値 ランキング 2018

都道府県別だけではなく、区・市別に一覧が掲載されています。近所の学校がどれくらいの難易度かがわかります。

例えば、東京都杉並区ならこんな感じ。

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最新!東京都 杉並区 高校偏差値 ランキング 2018

倍率

入試の倍率を知るためには「みんなの高校情報」が便利でした。
高校入試(受験)特集|みんなの高校情報

都道府県別公立・私立別に倍率一覧が掲載されています。倍率は毎年変動するでしょうけれども目安として。

例えば、東京都の公立高校 倍率一覧(2017年度)ならこんな感じ。

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東京都の国公立高校の倍率一覧|みんなの高校情報

「みんなの高校」は偏差値一覧や、口コミ情報もあってかなりの充実ぶりです。

 

 

私は、アキの家を起点にした「学校所在地マップ」を拡大コピーして、公立、私立別に学校名をマーカーで色分けして、偏差値を書き加えて渡しました。

ちょっと先回りして口出ししすぎかなーとも思ったのですが、アキの話を聞いていると現状認識があまり出来ていなくて、ちょっとマズいと思ったんですよね。

「仲のいい友達がこの高校を受けるつもりで、自分は合格できそうにないからこの学校は微妙」とか、「友達のお姉さんがあの高校に通っていて評判がいい」とか、「その高校は評判が良くない」とか。

どの高校も、現状から考えると相当な努力をしないと合格できない学校です。受験すらできない可能性も。

 

志望校を決めて目標を持って勉強に取り組んで欲しいとか、そんな大きなことではなくて。アキの場合は、まず周辺の高校の存在、難易度を知り、進学の話をもう少し具体的にしていければいいなと思ってます。

近所の公立高校は、十分準備すれば進学先として候補になるけど、準備を怠れば遠く離れた高校になるかもしれない。そうなった場合、私立ならこの高校、公立ならこの高校が候補で… そんなことも含めて具体的に知って欲しい。

最初からいくつかの道筋を具体的に知っていれば、進学が現実的に感じられるし、たとえ希望する道に進めなくてもある程度の納得はできると思うんですよね。

 

「現実は厳しいけど、中学校の勉強は真剣にやれば自分でどうにでもできる。なんだかんだ言っても義務教育だし。必要以上に難しいと決めつけないようにね。大丈夫。出来ないんじゃなくてやってなかっただけ。だからやってみよう。」

現実を突きつけたあとは、いっぱいフォローして。また前を向いてGOだ。